大手の住宅メーカーや建売住宅メーカーが飛びつき、あっという問に日本の住宅の多くに使われる集成材になった。「最近は、強度中心で、20年、30年後に腐らないかという耐朽性の問題は重視されずにいます。しかし、本来はこうしたことも重視してきた。当時は耐朽性も重視して、耐朽性『大』の樹種を土台など木材が腐りやすい場所に使用し、柱にはスギなど耐朽性『中』以上の樹種を、耐朽性『小』『極小』の樹種は天井の小屋裏など通気があり、木材が腐りにくい場所に使用してきたのです」こうしてみると、ホワイトウッドは、耐朽性「極小」でかつてであれば、木材が腐りにくい場所に使用されていた木材だということがわかる。
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「ペイツガにしてもホワイトウッドにしても値段が安い、加工がしやすいという売り手側、家を作る側の論理で木材が選ばれてきている。ただし、こうした外材はあくまで代用品で本来の日本のスギ、ヒノキを使って家を建てたほうが長持ちがするんです。住宅を購入される方でも木材の種類はハウスメーカーまかせにしがちですが、木材の種類によっては耐朽性にここまで差が出てくることを知ったうえで、住宅を検討してほしいのです。日本の荒廃した林業の発展にもつながります」