木造住宅は、地震だけで壊れるものではありません。台風によっても大きな被害を受ける危険性があります。台風など強風による被害の形態には三つあります。まず、屋根の瓦が飛んだり、外壁の仕上げ材がはがれたりすることで、軽微な被害ですが広範に生じます。つぎに小屋組の飛散で、人命に直接影響することは少ないものの、建物の内部はめちゃめちゃになります。最後は建物自体が吹き倒されることです。この倒壊がおこると、犠牲者が出るおそれが高くなります。
[Pick Up]
> 三浦市の土地
> 成田市の中古マンション
> JR中央線(武蔵境)の新築マンション
> 東急田園都市線(鷺沼)の新築マンション
> 京急久里浜の賃貸
さきに五重塔のところで紹介した一九三四年の室戸台風のときには、大阪や京都で木造校舎が吹き倒され、多くの児童が犠牲になりました。このうち、仕上げ材や小屋組の飛散に対しては、その止めつけ強度を高めることが必要です。吹き倒されることに対しては、風圧力による水平力に抵抗することが必要です。つまり、地震に抵抗するのと同じように、水平力に抵抗する強さが必要なわけで、この点で耐震設計と耐風設計は同じことになります。たとえば在来構法では、筋交いの入った壁などの耐力壁を設けることが地震・強風どちらに対しても有効です。