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小さく建てて、広く使おう

2011.10.14

「確かに良いことも分かるが、これしか予算がない」そうおっしゃる方がいます。そんな時は、できるだけ使わない部屋や無駄な廊下やスペースを造らずに、坪数を小さくして、その分有効に使うことを考えるようお勧めします。例えば、普通の家では、屋根面が70度以上の高温になるため、小屋裏も50〜60度近くまで上がり、とても部屋として使えませんが、屋根の“遮熱”と断熱のしっかりした高断熱の住宅なら、2階の部屋との温度差も1、2度位で済むため、普通の空間として利用ができます。要は、建物を広く使って、小さく建てる工夫をすれば良いのです。普通の家では、暑い夏や、寒い冬は、エアコンのある部屋やコタツのある部屋しか使っていない、というケースが多々あります。日本は、7〜9月の3ヵ月暑く、11〜3月の5ヵ月が寒いという気候です。40坪の家としても、冷暖房の効いた10畳分くらいしか使っていない季節が8ヵ月もあるわけです。1年の内8ヵ月、家の8分の1しか使っていないのでは、せっかくのスペースもほとんど無駄といえます。高気密・高断熱の家なら、タイヤキにしっぽまであんこが入っているように、すみずみまで冬は暖かく、夏は涼しく、スペースを広くムダなく使えます。

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